今回は私が3年半程お世話になった就労継続支援A型の事務所の仕事の内容と見学に行った事務所の話を書きたいと思います。
一番気になるのはどんな事をするのか?
まずはパソコンの作業が多いです。そして寄付されたもの服やカバン食器なをどヤフオクやメルカリなどに出品するために画像や商品説明文を書く作業と落札後の発送作業です。
それからネジなどの袋詰め。ミシンを使ってのオリジナル商品の裁縫やホテルなどの掃除やベッドメイクなどですね。
事務作業の練習として電話対応や帳簿の付け方です。私は在宅ワークが可能と言う事で入ったので最初の1週間は事務所で仕事の話や流れを相談したりしていました。初めはヤフオクやメルカリへ出品発送作業をしていました。
私の居た事務所は精神障害の方ばかりだったので、あとからスタッフに聞いたところ身体障害者は私が初めてだったらしくどの様に接すればいいか手探り状態だったと言う事を知りました。
大阪の事務所に面接に行った時にその場で採用が決まったのですが他の事務所も見学して見ようと思い神戸の就労継続支援A型の事務所を何件か見学に行きましたがどこも同じような仕事が殆どでした。
ファーストインプレッションに導かれた・・・
そんなに大袈裟な事でもないかもしれませんがやっぱり自分に合う事務所が見つかるのは嬉しいです。そこからはヤフオクやメルカリの出品発送作業ではなく映画や音楽のブログを書くようになりました。

それから2年くらいたった時に事務所の経営状態が芳しくなくなりました。ここで会議が開かれて個々のアイデアを出して何とか経営状態を良くしようと言う事が決まりました。
新しい経験が出来て嬉しかった。
私は新規の商品を売る事を考えました。そのアイデアが採用され名刺まで作られたので新規商品を取り扱い出来る様にメーカーに電話やメールを数え切れないほどしました。あとは福祉用具などの展示会視察もしました。
展示会視察は色々と収穫があり締め付けが苦手な人向けににゴムを使わない靴下メーカーと契約することに成功しました。このはすごくいい商品で良いものです。ゴムが苦手な方は結構いますので。
他にもフランス製の靴です。この靴はフランスでは福祉用具に認定されていますので足に怪我や何か痛みなどがある方やお年寄りの方には最適な靴です。少し高いですが値段通りの価値はあります。
子供用の割れにくいお皿やスプーンなどの食器など色々なメーカーの方と交渉して販売を出来るまでにいきました。色々と勉強できたのは自信に繋がり良かったです。

一般企業に就職するための準備期間としては凄く良い経験を色々とさせてもらいました。ここでの経験は自分の視野を広げる事が出来たので非常に感謝しています。
まだ一般企業の就職に不安がある又は体調不良のため離職したり仕事をするのが初めての方などには一度見学に行くことをお勧めします。あなたに合う事務所を見つけて下さい。

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