私は障害者手帳の分類では2級ですので重度障害者にあたります。
脳性麻痺障害者を取り巻く環境は精神障害者よりも良くない
一般企業への就職機会は脳性麻痺障害者の場合かなり厳しいのが現状です。
私の様に上肢に障害がある場合 事務作業での手書きの文章作成は苦痛です。
パソコンを使って作業すればといいのではと思われますがどうしても手書きの
作業が出てきます。それは苦痛です。手のしびれや痛み四肢麻痺、不随意運動
筋肉の緊張が起こります。特に不随意運動は自分で制御出来ないです。
肩こりや頭痛 首の痛み、手のしびれや痛みと腰痛は耐え難い
手書きが難しいので自然とパソコンの作業が増えると思いますのが長時間の
作業は筋緊張が起こるので休憩を取りながらしか作業を出来ない事を周りの
同僚の方が理解してくれるだけでも仕事への取り組み方が違ってきます。
障害に理解のある企業が増えると就職しやすい環境が広がる
脳性麻痺障害者や精神障害者の事をきちんと理解している企業は現在どの程度
あるのでしょうか?私が思う原因として障害者の事を議論する場に当事者の
障害者が居ないのが原因だと思います。脳性麻痺障害者を雇用する前に
脳性麻痺障害者が議論に参加して問題点を洗い出すのが最善策です。
少し横になれる場所があれば脳性麻痺障害者は負担が減ります
私は在宅ワークなので疲れた時には5分くらい横になるだけで全然違います。
しかし会社で作業している時はそうはいかないです。疲れたから少しでも横に
なれたらと思ってもそんな場所はありません。作業効率にも影響します。
そんなに広い場所は要らないので作ってもらえたら企業にもプラスになると
思いますし健常者の方も使えてお互いに悪いことは無いので検討は必要です。
仕事をする事で二次障害に繋がる。それでも仕事はしたい
これが究極のジレンマですね。脳性麻痺障害者は一般の障害者に比べて体に
負担が掛かり易く疲れが取れにくいです。立ち仕事などはとても辛いですね。
座り仕事がいいのかと言うと長時間続くと腰の痛みや手足のしびれに繋がるので
疲れが溜まりますので適度な休憩や作業時間の短縮や就業日数の調整などで
会社と相談して仕事を続けていけるような環境作りが出来れば今よりも多くの
脳性麻痺障害者の活躍の場が広がると思います。貴重な戦力を使わないのは
社会的損失であると言う考えを企業のトップや社会全体で意識して欲しいです。
これから労働人口が減っていくのは確実ですので脳性麻痺障害者の雇用機会が
広がればお互いにwin-winの関係になって明るい未来が来ると思います。

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