国宝松本城のバリアフリー情報

日本の現存天守は12城。そして国宝に指定されているのは5城です。その5城のバリアフリー情報の続きを書きたいと思います。

攻防一体 質実剛健の城。松本城

五城の中では唯一の平城です。豊臣秀吉の家臣、石川数正が普請を始めましたが慶長文禄の役で病死した数正に代わり天守を建てたのは、戦に同行していた子の康長です。

完成は文禄2〜3年頃(1593〜94)だと記録されています。石川親子の汗と涙の結晶ですねぇ。それも戦国の真っ只中に出来た城です。

彼ら戦国武将の底力と執念を感じずにはいられないですなぁ。城は彼らにとってのまさに命ですな。

この城の天守は連立複合型と言う他に類を見ない作りになってます。それだけでも国宝にふさわしいと思います。

最初に出迎えてくれるのは巨石を利用した石垣です。来る者を圧倒するかのような存在感!そして天守は黒一色とこれぞ戦うための城。来るなら来んかい。

平城なので車椅子の方でも移動は楽ではないかと思いますよ。ここも天守には残念ながら階段なので登る事は出来ないです。

それでも天守を愛でるだけでも満足できると思いますので色々な角度から見て楽しんで下さい。アクセスは松本駅から徒歩で20分程です。

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